ニキビ奮闘記

これは僕の体に突如として現れたニキビとの日々の戦いを記したものです。

両親の壁 ニキビ治療の闘い

親からの大反対VSニキビを治したい息子

こんばんわ!最近は夜の更新になってしまい誠に申し訳ありません。


前回までのあらすじ
あるユーチューバーの動画で励まされた夏向「かなた」(僕)はニキビに関するあらゆる動画やネットの記事をみてついに東京で最先端のニキビ治療があるとの情報を手に入れました。そのことを親に話すとある問題が発生してしまう。


本編
タイトルにもある通り親から大反対を受けたのです。もちろん、僕がニキビで悩んでいたことを一番近くで支えてくれて見てきたからこその反対だと思います。それくらい日本ではあまり認知度の低い治療だということです。でも、このまま意味のない治療を続けていては仕方ないという想いから必死に食らいつきました。資料を印刷したり、どんな薬なのかをノートにまとめたりとある種のプレゼンのようなことを行いついにその病院に行くことを許可してもらえました。


東京についてから
治るかもしれないという期待とまたダメなんじゃないかという不安を抱えながら東京の高円寺にある肌のクリニックという病院につき、今回の治療のメインである「アキュテイン」の説明とカウンセリングを受けました。


医師「あ~これは重度のニキビですね。アザに近いです。」
「漢方やビタミン、ベピオゲルではだめでした。治りますか?大泣」
医師「しっかり治療すれば多少の跡だけで済みますよ!」
「ほんとですか!?」
今までが最初からあきらめムード全開の医者の方々だったのでこの反応には本当にびっくるしました。これだけでも来てよかったと思いました。


アキュテイン説明はこんな感じ。体の皮脂の分泌を抑えるもので海外ではニキビ治療の最終手段として使われているものです。6ヵ月をワンクールとして効果が薄ければ期間を伸ばします。しかし、それだけ強い薬には当然副作用あり、まずとてつもない乾燥に見舞われるというもの更に妊娠中の方が服用してしまうと胎児に影響を及ぼしてしまうというものです。でも、安心してください。しっかり用量やの見方を間違えなければ危ないものではなく血液検査も行うので異常があった場合にはすぐに発見できます。
こんな感じの説明を受けた後サインしてとりあえず様子見に30mgを一か月半服用してみることになり一回目の診察は終わりました。女性の方だったんですがとても親切且つ親身に相談に乗ってくださりとても信頼できるかたでした。ただ、保険適用外なのでお会計が異常に高いです。覚悟はしていたんですが想像を絶する値段でした。


初診料や薬代その他もろもろ併せて10万円近くしたと思います。自分が勝った買いものでは間違いなく一番高くて、大学生がこの金額を支払えるわけもなくクレジットで支払いました。


果たしてアキュテインは僕のニキビを治してくれるのでしょうか。
つづく・・・

ついにニキビ面の運命を変える? 

あるYOUTUBERとの出会い


友達の一言「ブラマヨの吉田じゃん(笑)


で完全にニキビ治療への意欲を失い、誰にも会いたくない状態に突入して部屋に引きこもる生活が一か月ほど続きました。
この間も処方された漢方やらビタミンやらピーリングやらお金をドブに捨てているのではないかと思うほどに効果のない治療は続けていましたが、朝起きて自分の顔を鏡で見るたびに泣きさけびたくなる毎日でした。
ネットの検索履歴にはニキビの治し方と自殺関連のワードばかりが連なりそんな自分にも嫌気がさしていた時ある一人のユーチューバーの方の動画を拝見しました。その方は女性で読者モデル?などをしている方なんですがその方もニキビに苦しんでいるという内容の動画でした。
化粧で隠しているものの仕事仲間から肌が汚いと言われ、視聴者の方にニキビを隠していたことを泣きながら告白している姿をみて、
勇気をもらいました。一緒に頑張りたいと思いました。彼女に届くかはわかりませんがもし何かのきっかけでこのブログを読んでいただいた時のためにお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
この動画をきっかけに改めてニキビの原因からプロセスなど自分で調べていく中で、今回のこのブログの最大のテーマであるニキビ治療の最後の砦の手がかりをつかむことができました。ニキビ治療の最先端で未だ日本ではあまり理解の進んでいない薬らしいんですが自分にはこれしかないということを直感で感じすぐに両親に相談しました。
しかし、ここでもまた一つある問題が発生するのでした。



続く・・・

ニキビとの闘い パート1

札幌の皮膚科

・地元の皮膚科では手に負えない状態にまで悪化した僕のニキビを治すべく札幌の有名な病院に行くことを決断しました。
この時、とても人に見せることができない状態だったので学校にはほぼ行かなくなり単位を落とすギリギリで、行くときはマスクをして登校するようになりました。
友達には「なんでいつもマスクをしているんだろう」と不思議がられていたと思います。


医師「これは保険の治療では治せないね~」
自分「手術でもするのかな、早く治したい」
医師「とりあえず、ピーリング治療を月に一回行っていこうね」
自分「やった、これで治るのかな!」


有名な病院の先生が言っているんだから治る!という淡い期待は一瞬で砕け散ることをこの時の僕は知る由もありませんでした。
処方される飲み薬を飲みながら月に一回のペースで約5~6か月ほど行ったでしょうか?
保険治療ではないためかかる費用は一万円程度。大学生にとってなかなか痛い出費でありながらニキビのためと思って出していました。しかも人前に出るときは化粧をしていないと落ち着かない。男なんですけど 外に出るときの完全防備
ある友達の一言で完全に現実に引き戻されました。


友人A「お前なんか前より肌汚くね?」
自分「そんなことないと思うけど?」
友人「ブラマヨの吉田じゃん(笑)」
自分「・・・」


たったこのやり取りが僕の中で積み上げてきたなにかを全て壊しました。
友人にとっては特に意味のある発言ではなく何気なくはなった一言だったんだとは思いますが自分でもわかっていること、気にしていることを他人から言われ大きく傷ついたことを今でも覚えています。


完全にあきらめムード。。。
人の目を見て話すことも笑うことも出来なくてそんな自分が嫌で自殺してしまいたいという衝動さえたびたび起こる。ニキビごときで自殺?と思う人もいるかもしれませんが僕にとってそれだけつらく思い出来事だったんです。
そんな時にある人が僕の心を救ってくれました。